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インターハイ出場!勝高なぎなた部

▲左から、山片監督、山本さん、石川さん

記念すべき令和最初のインターハイ(8月沖縄)に出場されるということで、「勝間田高等学校なぎなた部」さんにお話を伺わせていただきました!

元文化部からのインターハイ出場

今回インターハイに出場されるのは、三年生の山本さんと石川さんのお二人。驚きなのは、二人とも中学校の時は文化部所属で、なぎなたを始めたのは二人とも高校に入ってからだそうです。

そんなお二人の出場されるなぎなた競技は、防具を身につけ打突して勝負を競う「試合」と、決められた形や技などを2人一組で演技し技の出来栄えを競う「演技」の2つがあり、後者の演技の部にてインターハイへ出場されます。判定の基準は、技の的確さや演技者の気勢や姿勢、服装や見る人に感動を与えたかなど、審判員が判定し勝敗を決定されるそうです。

練習にもかかわらず、演技に入った瞬間、空気が変わったかのような錯覚を覚える、凛とした、一つ一つの所作がとても美しい演技です。

「一試合でも多く勝ち上がりたい!」と、演技中の真剣な表情と普段のチャーミングな笑顔のギャップがステキな石川さん。得意技は「スネ打ち」。

「他校の分まで頑張って、恥ずかしくない演技をしたいです」と、控え目ながらも秘めたる情熱をヒシヒシと感じる山本さん。得意技は「側面」。

「試合」との大きな違いは、二人が一組となって共に演技すること。防具をつけず、竹製の刃先と硬い樫の木で作られたなぎなたが、体のギリギリまで打ち込まれます。お互いを信頼してないとできない競技です。

なぎなた部員募集中!

勝間田高校は、かつて「勝間田高校=なぎなた」と言われるほど、全国で輝かしい成績を残された時代があります。

面倒見のよい優しい監督や、卒業生の先輩たちが稽古に来られ、広々とした体育館で、練習環境バッチリの「勝間田高等学校なぎなた部」。

今は部員が二人しかいませんが、もっともっと増えて、全国優勝が常連だった頃のにぎわいが戻り、なぎなた競技人口が一人でも増えていって欲しいところです。

なぎなたのことを気軽に知りたい方は、『あさひなぐ』という漫画がおすすめです!
ドジで運動音痴な主人公の女の子が、仲間やライバルとの交流を通して成長してゆく、王道のスポ根青春ストーリー。アイドルグループ『乃木坂』を中心として実写化された映画版もあるようなので、こちらも楽しくなぎなたのことを知るのによさそうですね。


インターハイでの活躍をお祈りしております!

勝間田高等学校なぎなた部

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