勝央町と美作市の境「間山」での『ヤセゴゼ』行事
地域おこし協力隊佐桑です!
勝央町と美作市にまたがる「間山(はしたやま)」にて、
少し変わった行事が行われるということで、
参加しに行ってきました!
その行事とは「ヤセゴゼ(痩御前)」と呼ばれ、
間山の高福寺跡の薬師堂にて、
例年、花祭りと合わせて開催されているそうで、
「痩御前」の木像を反対向きに背負い、
無言で薬師堂の周りを三回まわって祈願すると、
ご利益があるというもの。
この「ヤセゴゼ」は勝央町の民話として伝わっているもので、
勝央町民話を語る会「ちゃんちゃんこ」の冊子を片手に、
地元の方にいろいろと教えていただき、
他の参拝者にならって願い事を心の中で唱えながら、
黙々とお堂の周りを廻らせていただきました。
「茶」の字を逆さにして貼り付けておくムカデの予防お守り。ムカデはお茶に弱いらしい。
勝央町と美作市の境目の場所。看板や石碑の表記が分かれていて面白い。
また、水が枯れたことのない水脈の豊富な場所であるらしく、
昔のお話と不思議な体験をさせていただいた一日でした!