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【Yuzo’s Eye】Vol.01 ヘレン・ケラー 〜ひびき合うものたち

“世界中に影響を与えたヘレンとサリバンの出会い これはただの感動じゃない”

“ヘレン・アダムス・ケラー(Helen Adams Keller、1880年6月27日 – 1968年6月1日)は、アメリカ合衆国の教育家、社会福祉活動家、著作家である。
視覚と聴覚の重複障害者(盲ろう者)でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くした” Wikipedia:「ヘレン・ケラー」より引用

はじめてこの作品を見たのは、2年前だったと思う。

東京の東中野にある 東京演劇集団『風』 の本拠地でもある
レパートリーシアターKAZEで行われた公演だった。

フィナーレの感動のシーンは、今でも心の中に残っている。

この作品は、『風』の上演作品の中でも、全国巡回公演のレパートリーのひとつで、
学校公演をはじめ、全国の多くのホールでも上演されている作品である。

役者たちの息づかいまで伝わってくる距離感

必要最小限にそぎ落とされた舞台セットは、
役者と観客の距離感を縮め、物語が展開される空間に、観客を誘う。

主人公のヘレンを演ずる女優は、
台詞のない芝居を表情と身振り手振りだけで表現している。

ヘレンの心の中のことばのない世界を伝えようとする迫真の演技は、
見る側の私たちに大きく迫ってくる。

舞台の熱気を肌で感じる臨場感

アニー・サリバンとヘレン・ケラー、
二人のことばを越えた魂のぶつかり合いは、
心の荒廃が問われる現代だからこそ、
多くの方にご覧いただきたいと思う。

心と心の結びつきの大切さをこの作品をとおして、
皆さんに感じていただけたら幸いである。

勝央文化ホール開館15周年を記念する演目として、
自信をもって皆様にご覧いただける作品なので、
是非、ご家族でご鑑賞いただきたい。

勝央町教育委員会 教育振興部
 総括参事
竹内 祐三 Yuzo Takeuchi
(勝央文化ホール)

\\ イベントについて
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開催日時 2019年6月30日(日)開場/13:30 開演/14:00
開催場所 勝央文化ホール 岡山県勝田郡勝央町勝間田211-1

お問合せ 勝央町教育委員会教育振興部 TEL.0868-38-1753